エリアって広げるべき?

植木屋さん、営業エリアってありますよね。

当社の成功報酬制サービスも、

広告を配信するエリアを決めています。

その際、

「エリアを広げたい」

という要望が結構あります。

エリアを広げれば、問い合わせが増える可能性がある、

と考えるからですね。

では、営業エリアって広げるべきでしょうか?

結論としては、

「基本的には広げるべきではなく、むしろ絞るべき」

です。

基本的っていうのが歯切れ悪くて恐縮ですが。

有名な経営戦略に

「ランチェスター戦略」

というものがありまして、簡単に言えば

「分散せず、一点集中せよ」

ということです。

例えばチラシを撒くのであれば、

10万枚を広いエリアに一度に撒くのではなく、

自分のコアとなるエリアに1万枚×10回撒くべき、ということです。

理由は、

・広いエリアに1回だけ撒くより、狭いエリアに10回撒いたほうが認知が深まる

・1回だけだとタイミングの問題で買わない人も、10回の間に買う機会が訪れる

・遠くよりも、近い業者に頼もうと思うお客が多い

・遠くのお客から引き合いがあっても、移動などで作業効率が悪い

などです。

結果として、1点集中することで、

同じエリアのライバルよりも優位に立てる、ということです。

これはWeb広告も同じことです。

3万円の予算をたくさんの市に出すよりも、

自分のコアとなるエリア1つに絞ったほうが、

効率が良くなる可能性は高いです。

もちろん、状況によって、例えば

自分のコア地域にほとんど需要が無い

とか

自分のコア地域にめちゃくちゃ強いライバルがいる

などの場合は、そこにこだわらないほうが良い可能性はあります。

が、基本的にはランチェスター戦略で、

一点集中したほうが良いです。

では、また!

※このメルマガに関するお問合せは、これまでどおり

aoisoukenstaff@gmail.com

にご連絡ください。

感想を教えてください!
  • 参考になった (0)