このメルマガでは何度かお伝えしていますので、
既にご存知の方も多いかと思いますが改めて。
繁忙期の広告費をどうするか?
という問題です。
繁忙期は予約も入っているし、
広告費かけて問い合わせ来ても対応できないから
広告費を落とそう・・・
と考える方は多いです。
しかし、その考えは経営的にはNGです。
繁忙期こそ、広告費をかけるべきです。
なぜなら、繁忙期とはお客さんの
「依頼したい」ニーズが高いからこそ、
繁忙期なのです。
ということは、他の時期より集客がしやすいということ。
逆に、閑散期はそもそもニーズが低いわけなので、
そこでいくら頑張っても集客は難しいです。
効率が悪くなります。
だから、繁忙期こそ広告費をかけて
集客すべきなのです。
「とは言っても、問い合わせが来ても
見積もりする時間すらないよ!」
という声もありそうですね。
確かにそのとおりです。
全てのお客さんをゲットするのは無理でしょうね。
では、少し考えてみましょう。
①そもそも広告費をかけない場合
→お客さんはあなたのことを知らず、
他のライバルに流れて終わり
②問い合わせが来たので、電話などで対応した場合
→電話で、
「12月中は無理だけど、1月以降なら10%OFFにします」
などのセールスも可能。
それほど急いでいない場合、1月の仕事になるかもしれない。
③なんとか頑張って見積もりまで持っていった場合
→②と同様のセールスも可能。
さらに、今回失注しても、
もしかしたらお客さんは今回頼んだライバル業者に対して不満をもつかもしれない。
そうだとすると、
見込み客リストにしておき、
また夏にDMなどを送ることで次には受注できるかもしれない。
というわけで、仮に12月中の作業は無理でも、
お客さんとの接点を持っておく意味は十分あります。
なので、繁忙期でも広告はするべきなのです。
■そうは言っても、忙しくて・・・
とは言え忙しくて、見積もりにも行く暇がないというケースもあるでしょう。
なので、
そもそも、繁忙期の忙しさをもっと分散できないか?を考えておきましょう。
例えば、既存のお客さんには
前もって前倒しや後ろ倒しできないか検討しましょう。
あらかじめ既存客には連絡し、
「前倒しor後ろ倒しキャンペーン」的なことをやってあげれば、
全員が繁忙期に殺到するということは防げます。
何の工夫もない安売りや割引はNGですが、
繁忙期を避けるためのキャンペーン、という大義名分があれば、
単なる安売りではなくなります。
いずれにしても、
「繁忙期は新規客をゲットする機会」
だと考えてください。
では、また!