■問題を切り分ける、ということ
閑散期ですので、仕事が薄い・・という方も多いと思います。
閑散期に仕事が薄いのは当然ではありますが、
もし暇でしたら、このタイミングでしっかり売上アップについて考えてみましょう。
※繁忙期で忙しいと、目の前の仕事に追われて先のことを考えなくなりがちなので・・
さて、「売上が少ない」というお困り事があるとして、
これを「売上」とひとくくりにすると、問題が見えづらくなります。
こういう場合は、「問題を切り分ける」ということをやってみましょう。
まず、売上が少ないといっても、原因は色々あります。
・新規の問い合わせが少ないのか
・問い合わせはあるが、成約しないのか
・成約しても、客単価が低いのか
・新規で受注しても、リピートしないのか
などなどです。
多くの植木屋さんは、
「売上が少ない=問い合わせが少ない」
と考えがちですが、これらの原因をいっしょくたにすると、対応を間違えます。
もちろん、この時期ですと問い合わせは減ります。
が、仮に繁忙期だとしても、
問い合わせが来て、下見に行っても半分も成約できていない方もいます。
そうすると、問題は「問い合わせ数」ではなく、「成約率」です。
そして、成約しても、1〜2万円の工事にしかならないとします。
そうすると、頑張って成約しても、いくらの売上にもなりません。
これは、問題は「客単価」です。
で、成約率や客単価が低いと、広告費に十分に投資できません。
広告費をかけないと、問い合わせも増えません。
広告費1〜2万円では、やはり問い合わせ数は5〜6件が良いところでしょう
(季節にもよりますが)。
さらに、新規で受注しても、リピートしてもらえないとします。
そうすると、常に新規集客にコストをかけ続けないといけないので、利益が減ります。
※そもそもリピートしてくれないとすると、
技術や接客が悪い可能性もありますので
早急に改善が必要です。。
というわけで、「売上が低い」原因は、色々と絡み合っています。
「成約率を上げる」
「客単価を上げる」
「余剰資金で、広告費を上げる」
「リピーターを増やす」
これで、良いサイクルに入ります。
「問題の切り分け」をしっかりおこなってみましょう。