ランチェスター戦略

ランチェスター戦略ってご存じでしょうか。

簡単に言うと、

「弱者は、集中せよ」

ということです。

戦争で、兵数が多い軍隊と少ない軍隊がまともに正面からぶつかれば、
多いほうが勝ちます。

少ないほうに勝ち目はありません。

しかし、少ない軍でもひと固まりになって、
相手の兵力の少ないところとぶつかったらどうなるでしょう?

局地的には、相手の戦力を上回り、勝つことができます。

これがランチェスター戦略です。

ビジネスでも同様で、
小さな会社が無理に手を広げても、勝ち目は薄いです。

一点に絞ることで、その分野ではトップをとれる可能性が出てきます。

具体的に植木屋の例でいうと、

「エリアを絞る」

という方法があります。

例えば

「●●県全域から集客したい」

と思って広告エリアを広くとっても、
広く浅く配信され、ライバルに勝てなくなります。

それなら、いっそ自分の拠点となる市だけに絞るわけです。

そうすると、たしかに市場は小さくなりますが、
広告をそのエリアに集中することができ、
ライバルより優位になります。

また、下見や実際の施工の際も、遠くまで行く必要がなくなるので、
件数をこなしやすくなったり、忙しさが緩和されたり、
利益も増えたりします。

もちろんどれくらいのエリアに絞るかはしっかり検討が必要ですが、

「一点集中」

が小さなビジネスにおける鉄則なので、
覚えておいてください。

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